マシュマロじゃなくてぞうきん
こんばんは、こうちゃんです。
やさしい娘さんでよかった
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小学生と中学生の娘三人束になって
やさしい娘さんでよかった
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小学生と中学生の娘三人束になって
「ネコが飼いたいネコが飼いたい」と連日うるさい
近所のペットショップに真っ白でかわいらしい子猫が売られてて
毎日寄り道して日に日に可愛さが倍増してるという。
「ちゃんと面倒見るから!お願いお願いお願い!」
そのうち女房まで娘達の味方に付いた。
こうなるとおいらに勝ち目はありません。
「真っ白だから名前はマシュマロちゃんにしよう!」
「ピンクのリボンを付けてあげようね」とかテンション高い娘達。
そして、いよいよマシュマロちゃんが我が家に来るその日。
帰宅してそのネコを見ておいらはびっくらこいた。
長女に抱かれて玄関に現れたのは
真っ黒でぼろぼろでやせ細って貧相で
まるでぞうきんみたいな汚い猫。
「これのどこがマシュマロでピンクがリボンの真っ白なんだよ?」
娘達は声をそろえて言う
「だって、この子、今日売れなかったら処分されるって言うんだもん!」
ペットショップがそういう事を客に言うとも思えんのだが・・・
結局、マシュマロじゃなくてぞうきんが家族に加わった。